あなたは「墨壺」をご存じですか?
今回は墨壺について解説していきます。
▼墨壺とは
墨壺とは建築現場などで直線を引く道具です。
墨を含ませる綿やスポンジが詰められているタンク、直線を転写するための墨糸、墨糸の先端に付いた針、といった部分で構成されています。
▼墨壺の使い方
まずはタンクに墨を詰めます。
次に墨糸を引き出し、墨糸の先端に付いた針などで線を引きたい場所に固定します。
墨糸を固定したら、延ばした墨糸の中心部分を軽く引っ張り、手を離します。
そうすると墨糸に付いた墨が材料に転写されます。
▼チョークラインとの違いは?
墨壺とチョークラインの見た目は似ていますが、墨壺は墨、チョークラインはチョークの粉で線を引きます。
チョークの粉は消せるので、失敗した時でも
安心です。
墨壺は消えないクッキリとした線が引けるので、ノコギリで材料を切る際などにも活躍します。
▼自動巻取り機能が付いた墨壺もある
墨壺には、ハンドルで糸を巻き取るタイプと、糸を自動で巻き取る機能が付いたタイプの2種類があります。
どちらを使うかは好みの問題でもありますが、数メートル延ばした糸を回収する時などは自動巻取り機能があったほうが便利でしょう。
▼まとめ
墨糸の太さによって引ける線の太さも変わります。
ぜひ自分好みの墨壺を見つけてみてくださいね。
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