今回は「墨出し作業は1人でもできるのか」という疑問にお答えしていきます。
▼墨出しとは
墨出しとは、壁や柱に作業をする際の目印を付けることです。
墨出しには「墨つぼ」という道具が使われます。
墨つぼから墨が付いた糸を伸ばし、その糸をはじいて直線を描きます。
墨出し自体は1,300年以上も前から日本で行われているのが分かっています。
昔は木製の墨つぼが使われていましたが、現在はプラスチック製が主流です。
▼墨出しは1人でも可能
墨出しは2人1組で行うのが基本ですが、1人でも可能です。
ただし1人で行うにはコツが要ります。
自分の足で糸を抑えながら墨打ちする必要があったりします。
レーザー墨出し器を使えば、もう少し楽に墨出しできます。
ただし屋外では太陽光でレーザーが見えにくくなるので、レーザー墨出し器は屋内で使われるのが一般的です。
ちなみに墨つぼの糸を固定するためのホルダーも販売されています。
▼2人で作業する場合
2人で作業する時は1人墨つぼを持って、もう1人が墨糸の先を持ちます。
墨打ちした線を消すのは難しいので、糸をはじく作業は2人のうち熟練者のほうが行います。
▼まとめ
墨出しを適切に行なうことで、建築現場での工事ミスが減ります。
その分、墨出しは責任が重い
仕事だとも言えるでしょう。
株式会社クスモトは墨出しの専門業者です。
熟練の技術者が多数在籍しておりますので、お客様の要望にスピーディにお応えできます。
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