今回は測量の方法について見ていきましょう。
▼測量とは
その土地の位置や面積、形状などを測る作業の事を測量と言います。
▼測量の方法について
ざっくりとした簡単な測量は素人でも行う事が出来ますが、正確な測量を行うには、測量士か測量士補の資格が必要となります。
それでは実際に、測量士がどのような方法で測量を行っているのかを見て行きましょう。
■角度と距離を測る
目的の土地を測量するために、まずはその土地の角度や距離を調べます。
角度と距離を測るには、トータルステーションなどの測量機器を使用します。
■座標値を算出
角度と距離の観測データをもとに座標値を求めます。
座標には、任意座標系と世界座標系があります。
・任意座標系…原点の位置を任意で設定した座標の事。
・世界座標系…世界共通での位置を確定する、細かい単位での座標の事。
用途に合わせた座標の求め方が必要となります。
■面積を計算する
面積を計算する方法は座標面積計算と三斜面積計算の2つの方法があります。
・座標面積計算…境界点の座標から方程式で算出します。
・三斜面積計算…土地を三角形に区切り、それぞれの三角形の面積を足し合わせる。
また、土地の面積というのは水平投影面積といい、傾斜のある土地であっても水平に置き換えて計算します。
▼まとめ
今回は測量の方法について見てきましたが、実際に測量を行う場合には、しっかりとした現地の事前調査や、境界線の設置の作業などもあります。
弊社では、確かな測量技術と豊富な
経験を持つスタッフが、責任をもって測量を行います。
墨出し工事もお任せください。